床に横になっている犬

犬は社会性を持つ動物で人間と協調することで幸せに生きていける動物ですから、さまざまなしつけをマスターすることで幸せに生きていくことができます。そのしつけをしていくうえで大切なコツはアイコンタクトとごほうび、ほめ言葉をうまく使うことです。アイコンタクトが大切なのは、飼い主と目を合わせた時には、次に何をすれば良いか考えさせるサインとして記憶させると合理的だからで、そのアイコンタクトを覚えさせるためにはドッグフードなどのおやつを有効利用するのがおすすめです。

やり方は簡単で、まず飼い主が立った状態でおやつを見せたあと、顔の高さまでおやつをもっていき、犬としっかり目があったらいいねとほめ言葉を言いながらおやつを与えます。このトレーニングは毎日続けるのが有効で、1日に10回程度するのが理想的ですけれども、最も効果的なのは犬がもっとも状態の食事前なので、毎回の食事前に行うのが効果的です。

犬は人間が言っている言葉を単語レベルでは理解できるので、しっかりとほめるのは重要ですし、その時の声音を明るいものにしてしっかりほめている様子を伝えることも大切です。いいことをした時にほめ言葉をかけて、ごほうびをあげることが重要なのはここまで記したとおりですが、悪いことをした時の対処法が犬の社会性と飼い主との関係に大きな影響をあたえます。甘噛みをしたり飛びついてきたりした時には、3分間ほど放置するのは正しい対処法で、その理由は信頼関係を壊すことなくなぜ冷たくされているのか考えさせる習慣をつくるためです。犬は賢い生き物ですから、ほめてもらえた時には何をほめてもらえたのか考えますし、しかられた時にはなぜしかられたのか考える能力があるから、いま悪いことをしたことを伝えて原因を考えさせるのが正しい方法です。

コマンドを使ったしつけの中でも最重要といわれる「座れ」についても、おやつとほめ言葉を使ったトレーニングが基本で、まず犬におやつを握った手をかがせたあとで顔の上に持っていき、自然と犬がお尻をつける体勢にもって行きます。その体勢になったらいいねとほめてあげ、手に握ったおやつをあげてあげることでいま良いことをした、というメッセージを伝えるのが大切で、その際には明るい声を出すことも肝心です。座るのが習慣になってきた犬はコマンドを出していなくても、散歩中に飼い主が止まったタイミングなどで座りの体勢をとることがあるので、その時もほめ言葉をかけておやつをあげるのが賢明です。

「座れ」の時に行った方法を応用して行うのが「ふせ」のトレーニングで、同様におやつのにおいをかがせたあとに頭上に持っていき、「座れ」の体勢にして、その後で床近くにおやつを持っていき「ふせ」ができたらごほうびをあげてほめてあげます。コマンドを使ったしつけのコツとしては家族全員をコマンドの言葉を統一させることで、毎回同じ単語を聞いたら同じアクションをすればいいので犬に混乱がなく早くしつけをマスターできるようになります。

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